【DbD】現在のゲームバランス 2020年6月版

【DbD】現在のゲームバランス 2020年6月版

デッドバイデイライト(Dead by Daylight;DbD)では、サバイバーが有利なのでしょうか?キラーが有利なのでしょうか?

2020年6月時点のゲームバランスについて、生存者・殺人鬼ともに赤ランクでプレイしている筆者が語ってみたいと思います。

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最近の主なバランス調整

現在のゲームバランスを考える前に、最近行われた2つの大きなバランス調整を復習しておきましょう。

  1. 2020年1月(Patch 3.5.0)
  2. 2020年4月(Patch 3.7.0)

1月のアップデート

1月に行われた3.5.0アップデートでは、殺人鬼の最強パーク「呪術:破滅(ルイン)」が劇的な弱体化を受けています。序盤の遅延能力がほぼ皆無になり、修理を止めた時だけ遅延がかかるようになっています。3点防衛が成功すれば強力ですが、修理中の速度は変わりません。

アイコンパーク名と効果(レベル1/2/3)
初の固有パーク「呪術:破滅」呪術:破滅(ルイン)
生存者による修理が行われていない間、即座に発電機の修理進行が通常の後退速度の100/150/200%で自動的に後退する。
呪いの効果は、紐付けられた呪いのトーテムが残っているかぎり持続する。

4月のアップデート

4月に行われた3.7.0アップデートでは、多くのマップのチェイスポイントが見直されました。基本的には、殺人鬼有利の調整と言えるでしょう。ただし、生存者の窓乗り越えが速くなったため、窓の攻防は生存者が有利になっています(パッチノートに記載はないですが、バグの修正らしいです)。

2020年4月アプデ内容解説

修理速度

発電機の修理速度

呪術:破滅」が弱体化されたため、序盤の修理速度は非常に速いです。1人目が吊られるまでに発電機が1個直るのは当たり前で、索敵にグダってしまうと2~3個直ってしまうことも珍しくありません。

発電意識の高いサバイバーが揃うと、爆速通電になることもあります。最初にチェイスした人が上手いと、キラーが泣くレベルです。

ただし、4月のアップデートで複数人の修理速度が低下したため、サバイバーが集まって修理するメリットはほとんどありません(複数人での修理は、1人につき15%の速度低下)。基本的には、1人ずつバラバラで修理したほうが速いです。

板の枚数

板の枚数

板の枚数は確実に減っています。特に、「レッカーズ・ヤード」などは板の枚数が少なく、スカスカになっています。最初にチェイスした人が板をすぐに使ってしまうと、2人目以降は更地で即ペロすることも多いので注意が必要です。4月に調整されたほとんどのマップでは、キラー有利の変更になっています。

ただし、「フラクチャード・カウシェッド」だけはサバイバー有利が加速しています。固有建築もそれほど弱くなっておらず、マップが狭くなったことで板と板の感覚が近くなり、サバイバーが安全にチェイスできます。キラーが泣くレベルです。

有利なのは?

スピリット(山岡凛)

呪術:破滅」の弱体化で修理速度は上がりましたが、チェイスポイントが減ったため、吊りペースも上がっています。吊りペースを上げれば、「呪術:破滅」や「イタチが飛び出した」の遅延効果も活きてきて、通電させずに全滅することも多いです。

そのため、同じランク同士で強キラーを使えば、基本的にはキラーが有利だと言えると思います。強キラー以外では、多くの試合でキラーとサバイバーが互角に近い戦いを楽しめます(全員野良なら、キラー微有利。クラウンだけは基本的に不利)。

キラー有利スピリット・ナイトメア・ナース・ヒルビリー・鬼
ほぼ互角ほとんどのキラー
キラー不利クラウン
※キラーとサバイバーのランクが近い(±3程度)場合。4以上ランクが離れていれば、ランクが高い方が勝ちやすいです。

基本的には、キラーが有利もしくは互角の試合になりますが、2つだけ例外があります。VCPTとガバマッチです。

VCの功罪

ボイスチャット

VC(ボイスチャット)は、デッドバイデイライトで一番重要な情報を簡単に入手できるため、サバイバーを劇的に有利にする可能性があります。特に、ソロ(野良)でも強い上級者で組んだVCPTや、VCでガチガチに連携するパーティなら、サバイバー有利にすることが可能です。3~4人の強いVCPTに勝つのは、上位キラーを使っても簡単ではありません。

サバイバーでのVC

VCで友人とワイワイやるのは楽しいものですし、デッドバイデイライトの楽しみ方の1つです。ですので、VCしても、全く問題はありません。友人とDbDを楽しんでください。ただし、VCは確実に有利になりますので、1人で遊ぶとき以上にマナーの良いプレイを心がけてください。

パーティでの煽り・オブオブ連携・止血剤や最強ライトの複数持ち込みなどは、キラーからの印象が非常に悪いので、控えた方が良いでしょう。嫌なパーティだと思われると、多くのプレイヤーからブロックリストに入れられるなど、今後のマッチングが悪くなる可能性があります。

キラーでのVC対策

キラーをやるときには、パーティを必要以上に怖がることはありません。同じランクなら、ソロ(野良)プレイヤーの方がチェイス能力や判断力が高いので、パーティ対策の戦い方をすれば対処可能です。具体的には、パーティは救助意識が高いので、キャンプ気味に戦ったほうが上手くいきます。

また、トラッパーやゴーストフェイスなど、ストーキングされたら困るキラーの使用は避けたほうが良いでしょう。もちろん、パーティ相手が厳しいと感じるなら、強力なアドオンやメメント・モリをためらわずに使ってください。

ガバマッチ

基本的には、対戦相手とのランク差は6以内になるようにマッチングされます。(ただし、パーティを組んでいる場合は、パーティの中で一番ランクが高い人を基準にマッチングします。ランク1と10で組むと、ランク1のマッチングになります)。

しかし、対戦相手が不足しているときは、それ以上ランクが離れた相手とマッチングすることがあります(ガバマッチ)。具体的には、ランク1サバイバーがランク13キラーとマッチングするなど、ランクが10以上離れた相手とマッチングすることもあります(キラーのランクが高いガバマッチは、基本的にありません)。

そして、ランクが10以上高いサバイバーに勝つのは至難の業です。チェイスの上手い格上サバイバーを追ってしまうと、ダウンさせるまでに通電する危険性があります。そのため、ガバマッチになっていると思ったら、4人の中で弱そうな(ガバマッチになっていない)プレイヤーを見極めて集中狙いするのが勝利への近道です。

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