【Dead by Daylight】ランクについて詳細解説

Dead by Daylihgt（デッドバイデイライト；DbD；デドバ）のランクはどんな時に変動するのでしょうか？

生き残ったのにランクが下がることもあれば、死んだのにランクが上がることもあって、ランクをどうやって上げればいいのか、わかりにくいですよね。そこで、今回の記事では、デドバのランクシステムについて詳しく解説したいと思います。

ランクとは？

まず最初に、ランクとは何か？から説明しましょう。ランクとは、プレイヤーの強さを数値化したものです。

試合結果が良いと、ランクが上がっていき、悪いと下がっていきます。ランクは全部で20段階あり、始めたばかりのランクは20で、1が最高位です。一般的に、ランク1のプレイヤーは上級者と言えるでしょう。

また、生存者（サバイバー）と殺人鬼（キラー）のランクは別々に集計されています。そのため、生存者ランクが1になっても、殺人鬼をプレイしなければ、殺人鬼ランクは20のままです。

ランク変動の仕組み：pip（米粒）

ランクを上げるためには、ランクポイント（pip、米粒）を一定数獲得する必要があります。逆に、ランクポイントを一定数失うと、ランクは下がってしまいます。

• 例1:ランク2（＋4pip）の時にpipを1個得ると、ランク1に昇格
• 例2:ランク2（＋0pip）の時にpipを1個失うと、ランク3に降格

1つ上のランクに上がるために必要なランクポイントは、次の表のとおりです。ランクが上がるほど、必要なランクポイントが増えていきます。ランク20からランク1に一気に上がるためには、ランクポイントを85個集める必要があります。

ランク1になると、ランクポイントを獲得できなくなります。ランクが1の時に、ランクポイントを1つ失うと、必ずランク2に降格します。そのため、ランク1を維持するのは中々ハードです（ランク1にいる多くのプレイヤーは、1→1→2→1→1→2→1のように、ランク1と2を定期的に往復しています）。

ランクを上げるには？

では、ランクポイントを獲得するには、どうすればよいのでしょうか？

デッドバイデイライトでは、『エンブレムシステム』を使って、試合ごとにもらえるランクポイント（pip、米粒）の数が決まります。試合の評価が良いと、ランクポイントがもらえますが、評価が悪いとランクポイントを没収されてしまいます。

エンブレムシステムでは、ランクポイントを獲得できるかどうか、試合内容を4つのカテゴリーで評価します。生存者なら主に「発電・生存・救助・チェイス」、殺人鬼なら主に「発電遅延・フック・攻撃回数・チェイス」が評価対象です。これらの評価をバランスよく高めるのが、ランク上げのポイントです。

生存者でのランク上げ

4つのエンブレムのバランスが重要なため、チェイスや発電だけをやっていてもなかなかランクは上がりません。ランクを上げたいなら、上手くなるよりもランク上げに適した立ち回りをすることが重要です。

手っ取り早くランクを上げたいなら、救助の評価を上げるのが楽です。救助は他のエンブレムに比べて評価を取りやすいので、積極的に狙うべきです。発電は頑張っても評価が低いので、優先度は下がります。チェイスを全くしなくても、心音範囲内で隠密してもチェイス評価がもらえます。

そのため、基本的には隠密して救助を頑張り、暇なときに発電機を回すとランクを上げやすいです。茶色服のクローデットを使うと、隠密がはかどります（ただし、隠密服のクローデットは殺人鬼の殺意も上げやすいので、様子を見ながら使用頻度を調整してください）。

殺人鬼でのランク上げ

殺人鬼でランクを上げるには、攻撃回数とフックの吊り回数を稼いで、全滅に近い成績を取ることが必要です。全滅に近い成績は、上手くなれば取れますが、攻撃回数と吊り回数は、選ぶキラーによって稼ぎやすさが大きく変わります。

そのため、殺人鬼でランクを上げるなら、立ち回りや上手さ以上にキラー選びも重要です。ランク上げを重視するなら、攻撃回数と吊り回数を稼ぎやすい、次のキラーがオススメです。

ランク上げに適したキラー
ナース	スピリット	リージョン	鬼
この4人は攻撃回数もフックの吊り回数も稼ぎやすい

逆に、次のキラーは全滅させてもランクを上げにくくなります（特に、ハグは救助させない立ち回りで全滅を目指すなら、エンブレム評価は厳しく、ランク4からは基本的に全滅しても米粒はもらえません）。ランクを上げたいなら避けたほうが良いでしょう。

ランクを上げにくいキラー
トラッパー	ハグ	シェイプ	プレイグ
吊り回数を稼ぎにくい		攻撃回数を稼ぎにくい

切断・退出した場合

試合が始まった後に、故意に切断（またはゲームから退出）をすると、ペナルティとしてランクポイント（pip、米粒）が2個減らされます。さらに、その試合ではブラッドポイントがもらえなくなり、使用したアイテム・アドオン・オファリングも没収されます。

対戦相手が切断・退出した場合は、エンブレム評価にも影響する場合があります。生存者が切断・退出した場合、そのプレイヤーは死んだものとして扱われ、試合は続行します。殺人鬼が切断・退出した場合、そこで試合は終了となります。生存者は生還したものとして扱われ、そこまでの試合内容でエンブレムが評価されます。

デッドバイデイライトのバージョンによっては、殺人鬼が切断・退出したときは生存者はランクポイントが減ることもあります。現在（2020年8月25日）のバージョンでは、ランクポイントは減らないので安心してください。ただし、生存者の切断が多い場合、キラーのランクは下がる可能性があります。

切断・退出の頻度が多いプレイヤーは、ペナルティが課されますので、（バグでゲームが終了できないなど）緊急の場合を除いて絶対に切断・退出はしないようにしてください。

ランクリセット

デッドバイデイライトでは、ランク制を採用している他のオンラインゲームと同じように、新しいシーズンになるとランクがリセットされます（ランクリセット）。

デッドバイデイライトでは、1か月を1シーズンとしていて、毎月13日の午後6時頃にランクリセットが来ます。ランクリセットが来ると、前シーズンのランクに応じて、新しいランクが割り振られます。

ランクリセットでは、前シーズンのランク帯（赤・紫・緑・黄・茶）から、1つ下のランク帯の中で一番高いランクまで降格します。具体的には、次のようにランクが変わります。ランクが1~4の人全員が、新しいシーズンはランクが5にリセットされます。

以前のランクリセット

2019年後半までは、ランク1のプレイヤーがランク10まで降格するなど、現在のランクリセットに比べると、ランクが大きく落ちていました。おそらく、エンブレムシステム導入前はランクが上げやすかったので、リセットの幅が大きかったのだと思われます。

ランクとマッチングの関係

初心者が上級者と対戦させられると、厳しいですよね。そのため、ランクは、対戦相手のマッチングに使われます。

基本的には、ランクが近いプレイヤー同士が対戦することになります。具体的には、自分と対戦相手のランク差が6以内になるように対戦が組まれます。ただし、（殺人鬼プレイヤーが少なくて）マッチングの待ち時間が長くなってしまった場合などは、ランクが離れているプレイヤーにもマッチングするようになります。

ランクリセット直後に、（2～3日などの）急なペースでランクを1付近に上げると、ランクの近いプレイヤーがあまりおらず、マッチングに時間がかかるようになりますので、注意してください。

友達と一緒に遊ぶ（仲間と生き残る；Survive with Friends）場合は、パーティの中でランクが一番高いサバイバーに合わせてマッチングされます。例えば、ランク1、10、20の3人がチームを組めば、ランク1サバイバーと同じマッチングになります。

ランク20のサバイバーが上位ランクのキラーと互角に戦うのは難しいので、友人との関係が気まずくならないように、ランクの離れた友達と一緒に遊ぶ前には、マッチングが上側に引きずられることをお互いに再確認したほうが良いでしょう。

スキルレーティング

2020年8月4日から12日の間は、マッチングにランクではなく、スキルレーティングが使用されていました。2021年9月8日のランク制廃止に伴い、マッチングにはスキルレーティングシステムが使われます。