デッドバイライト(Dead by Daylight)の殺人鬼「エクセキューショナー(三角頭;三角様)」の使いこなし方を解説します。
エクセキューショナーは、4つの特殊能力を持っているので、それぞれの能力のコツから、オススメのアドオン、パークまでを解説します。エクセキューショナーを使うときの参考にしてください。
エクセキューショナーの攻略記事 | ||
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基本解説 | コツ・ビルド | 対策 |
基本は徒歩キラー
まず理解して欲しいのは、エクセキューショナーは基本的に徒歩キラーだということです。遠距離攻撃もできますが、歩いてサバイバーを2回殴らないといけないので、吊りペースはそれほど早くありません。ハントレスやデススリンガーのような、高いチェイス能力は持っていません。
さらに、「決死の一撃」や「与えられた猶予」をいつでも無効化できると過信しないでください。状況によっては無効化できますが、フックを使えば無効化できません。三角様のお姿は非常に素敵ですが、能力面ではデモゴルゴンに近いので、過大評価せずに挑むことが重要です。
エクセキューショナーの4つの能力は以下のリンクで確認できます。
エクセキューショナーの能力 | |||
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裁きの儀式 | 地獄の罰 | 贖罪の檻 | 最後の審判 |
「トレイル」のコツ
トレイルは、次の3つの役割があります。いずれの役割も、サバイバーがトレイルの上を通ったときに発生する「煩悶」効果を利用します。
- 索敵
- 「贖罪の檻(フックの代わり)」の下準備
- 「最後の審判(簡易メメント)」の下準備
索敵用のトレイル
索敵用のトレイルは、サバイバーが通りそうな場所に作っておきましょう。チェイスポイントや発電機の周りに作っておけば、逃げるサバイバーが「煩悶」効果を受けやすくなります。また、長いトレイルは発見されやすいので、草むらに短いトレイルを作っておくと引っかかりやすくなります。
ただし、発電機・フック・ゲート・ハッチの周囲のトレイルはすぐに消えてしまうので、少し離れてトレイルを作ってください(発電機とフックは4メートル、ゲートとハッチは3メートル以上の距離が必要)。
能力ゲージの回復速度は速いため、暇なときにはトレイルを作っておきましょう。索敵と遅延に役立ちます。
檻・審判用のトレイル
「贖罪の檻」や「最後の審判」のために、「煩悶」効果を与えたいときは、チェイスポイントにトレイルを作りましょう。フックの周りの板や窓の近くにトレイルを作っておけば、救助後のチェイスですぐに「煩悶」にできます。
板グル中に、トレイルを作れば、ほぼ確実に踏ませることができます。
チェイスのコツ
チェイスでは、遠距離攻撃の「地獄の罰」を適切に使えば、チェイス時間を短くすることができます。ただし、「地獄の罰」は発動を見てから回避可能で、使用後の硬直時間も長いので、サバイバーが避けられないタイミングで使うのが鉄則です。特に障害物の裏にいるサバイバー相手に、ピンポイントで当てるのは運要素が大きすぎるため、おすすめしません。
オープンスペース
障害物がなく、開けた場所(オープンスペース)でのチェイスでは、「地獄の罰」をデモゴルゴンのシュレッドのように使います。サバイバーに近づいたら(8メートル以内)、特殊能力の「裁きの儀式」を発動して追いかけます。サバイバーが後ろを見ずに真っすぐ逃げるなら、「地獄の罰」を当てましょう。
サバイバーが後ろを見ていたり、ジグザグに逃げるようなら、「裁きの儀式」を発動したままで距離を詰めます。「地獄の罰」を警戒しているサバイバーは、後ろを気にして前方不注意になるので、距離を詰めやすくなります。サバイバーに十分接近したら、「裁きの儀式」を解除して通常攻撃で殴りましょう。
チェイスポイント
板グルや窓グルでのチェイスポイントでは、板や窓を使うタイミングで「地獄の罰」を狙います。それ以外のタイミングで当てるのは非常に難しくなります。窓や板を使われると通常攻撃は届かない場合に、「裁きの儀式」を起動してチェイスします。サバイバーが板や窓を使ったら、「地獄の罰」を当てましょう。
サバイバーが、窓を使わずに旋回したり、板を通り過ぎたら、「裁きの儀式」を解除して、通常攻撃で殴りましょう。ただし、「裁きの儀式」の発動中は、あまり方向転換できないため、周回距離の短いチェイスポイントでは、「裁きの儀式」を使わずに普通に殴ったほうが上手くいきます。
(ランプキンレーンなどの)道幅の狭い小道や、直線状の板グルポイントでは、「地獄の罰」を積極的に使って当てることができます。左右に逃げられないポイントで、「地獄の罰」を撃てば確実に当たります。
フックか「贖罪の檻」か?
「贖罪の檻」を使えば、「決死の一撃」や「与えられた猶予」を無効化できる、というメリットがありますが、デメリットもはっきりしています。「贖罪の檻」の主なメリット・デメリットをまとめると、次の表のとおりです。
「檻」のメリット | 「檻」のデメリット |
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「贖罪の檻」はアップデートにより弱体化したため、檻よりもフックを使ったほうが良いです。「贖罪の檻」を優先的に使うべきタイミングは、次の4つほどです。
- 救助されたばかりのサバイバーを「決死の一撃」を気にせず吊りたい
- ダウンさせた場所が発電機から遠い
- 板やライトで救助されそう
- 吊り時間が惜しい(近くに修理完了しそうな発電機があるなど)
ただし、フックから救助された後にロッカーに入られてしまうと、「決死の一撃」を避けにくいので注意してください。「決死の一撃」を確実に避けるには、フックを使わずに毎回「贖罪の檻」に送る必要があります。
しかし、「贖罪の檻」の場所が分からずトンネルしにくくなるため、「決死の一撃」対策としては本末転倒です。そのため、「贖罪の檻」は、1つの選択肢ぐらいに考えて、基本的にはフックを使いましょう。
「最後の審判」するか?
「贖罪の檻」と同じように、「最後の審判」にもメリットとデメリットがあります。
「最後の審判」のメリット | 「最後の審判」のデメリット |
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「贖罪の檻」に比べると、デメリットは少ないですが、フックに吊れるならフックに吊るしてしまったほうがいい場合が多いです。「決死の一撃」される可能性がある場合や、近くにフックがない場合の代替手段と思って使うと良いでしょう。
おすすめアドオン
残念ながら、エクセキューショナーのアドオンは優秀なものが少ないため、オススメできるものがほとんどありません。めぼしいものをピックアップして紹介しますが、他のキラーのアドオンに比べてかなり弱いので期待しないでください。
アイコン | アドオン名と効果 |
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黒曜石の酒杯 | |
エクセキューショナーは裁きの儀式の道の上に立つと、探知不可のステータス効果を得る |
黒曜石の酒杯は、トレイルの上にいると探知不可(心音ゼロ・ステインなし)になるアドオンです。狡猾のような使い方ができます。
アイコン | アドオン名と効果 |
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マネキンの足 | |
裁きの儀式がマップ上に残存する持続時間がかなり増加する | |
灰被り姫のオルゴール | |
裁きの儀式がマップ上に残存する持続時間がそこそこ増加する | |
鉛の指輪 | |
裁きの儀式がマップ上に残存する持続時間が少し増加する |
トレイルの持続時間が延びるアドオンは、それなりに優秀です。デフォルトだと75秒で消えてしまい、索敵に使いにくいので、少しでも持続時間が延びると索敵や遅延に役立ちます。
一部のアドオンには「地獄の罰」の横幅を伸ばせそうな文章も見られます。しかし、「地獄の罰」の横幅を延ばすアドオンは存在しません。日本語訳が統一されていないだけで、「地獄の罰」の範囲を延ばすアドオンは距離が延びるだけ、なので注意してください。
おすすめパーク
エクセキューショナーは、「贖罪の檻」よりもフックを使うことが多いため、「バーベキュー&チリ」や「イタチが飛び出した」も有効活用できます。基本的には、強いパークを順番に入れた次のようなパーク構成が強いです。
エクセキューショナーのおすすめパーク構成 | |||
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呪術:破滅 | バーベキュー&チリ | 堕落の介入 | イタチが飛び出した |
他のおすすめパーク
上記のテンプレパーク以外では、次のパークの相性が良いです。バーベキュー&チリは優先度が低いので、これらのパークに置き換えても問題ありません。
エクセキューショナーで使いたいパーク | |||
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呪術:誰も死から逃れられない | 囁き | 観察&虐待 | まやかし |
ずさんな肉屋 | 野蛮な力 | 看護婦の使命 | 不協和音 |
揃えやすいパーク構成
他のキラーのティーチャブルパークを使わないなら、エクセキューショナーの固有パークと共通パークだけでも、次のような構成は比較的強いです。
エクセキューショナーで揃えやすいパーク構成 | |||
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呪術:誰も死から逃れられない | 囁き | ずさんな肉屋 | 憎悪の囁き |
エクセキューショナーの固有パークはあまり強くないので、共通パークだけで組んだほうが良いでしょう(デスバウンドだけは使う価値があります)。他のキラーのティーチャブルパークを入手したら、優秀なものに置き換えてみてください。
エクセキューショナーの攻略記事 | ||
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基本解説 | コツ・ビルド | 対策 |