【DbD】生存者『シェリル』解説

2020年5月27日、デッドバイデイライト（Dead by Daylight；DbD）の4周年記念の殺人鬼「エクセキューショナー」とともに、サバイバーも発表されました。ゲームソフト「サイレント・ヒル」シリーズの主人公「シェリル・メイソン」です。

DbDでは、初となるゲーム作品とのコラボ生存者「シェリル・メイソン」を解説します。

特徴

シェリルは、デッドバイデイライトの22人目の生存者です。三角頭こと「エクセキューショナー」との同時実装になります。

コナミのビデオゲーム「サイレント・ヒル」シリーズからのコラボ出演です。「サイレント・ヒル」の主人公キャラクターのため、ルックスに恵まれているのが特徴です。

背景・ストーリー

面倒見がよく直情的なシェリル・メイソンは、以前はヘザーと呼ばれており、養父であるハリー・メイソンの死という悲劇から自らの人生を立て直した。生まれた時から自身に付きまとっていたカルト教団から己を解放した一方で、父の死に罪の意識を感じていた。不快な悪夢という皮をかぶり、毎晩のように闇が彼女を苛んでいた。良心の呵責を和らげるため、困窮した若者たちのための危機介入センターでボランティア活動を行っていた。3か月後、彼女は訓練を終え、監督役がいなくても緊急電話に答えられるようになっていた。それでも最初の電話には十分な準備ができていなかった。彼女の聞いた声は静寂だった。地面からは黒いガスが立ち込め、突然、二度聞くことはないだろうと思っていた女性の声が聞こえた。どうしてこの堕落した世界にこだわるの？神のみが私たちを救ってくださる、あなたも知ってるはず。あの女のわけがない、彼女は死んだはずだ。突然世界が回り、シェリルは気持ち悪さにひざまずく。熱い胆汁がのどを駆け登り、彼女はその場で吐血する。その瞬間、世界の回転は止まっていた。顔を上げたシェリルの目に映ったのは、寒く絶望に満ちた見知らぬ場所だった。

固有パーク

シェリルの固有パークは、「ソウルガード」「血の協定」「抑圧の同盟」の3つです。シェリルは、最初からこれらのパークを使用できます。これらのパークをシェリル以外で使うには、シェリルのレベルを30・35・40にしてティーチャブルパークを取得するか、聖堂でティーチャブルパークを購入する必要があります。

パーク	ソウルガード	血の協定	抑圧の同盟
ティーチャブル	Lv30	Lv35	Lv40
評価	とても弱い	平均レベル	とても弱い

ソウルガード

アイコン	パーク名と効果（レベル1/2/3）
	ソウルガード（Soul Guard）
	瀕死状態から治療されるか回復すると、4/6/8秒間我慢のステータス効果を得る。あなたが呪縛のステータス効果に苦しんでいる（呪術パークの効果を受けている）間、瀕死状態から自力で完全に回復することができる。

「ソウルガード」は、瀕死状態（ダウン状態）にバフを与えるパークです。瀕死状態から回復すると、「与えられた猶予」のように我慢の効果をうけ、「呪術：破滅」などの呪いのトーテムの効果を受けていると、「不滅」のように自力で回復できるようになります。

状況次第では、逆転できる可能性もあるパークです。しかし、条件のわりに効果がパッとしないため、優秀なパークではありません。素直に「不滅」を使うことをおすすめします。

血の協定

アイコン	パーク名と効果（レベル1/2/3）
	血の協定（Blood Pact）
	あなたかオブセッションが負傷すると、両者とも互いのオーラが視えるようになる。 オブセッションを治療するか、オブセッションに治療してもらうと、両者とも互いの距離が16メートル以上になるまで5/6/7%の迅速効果を得る。 オブセッションになる確率が低くなる。 このパークは自分がオブセッションになると無効となる。

「血の協定」は、オブセッションと自分でお互いのオーラが視えるようになるパークです。「アフターケア」のように、お互いの立ち回りを改善できるため、チームの連携力を向上させることができます。

「アフターケア」に比べると、条件が緩いことがメリットです。ただし、欠点が2つあります。1つ目は、お互いに回復してしまうと、オーラが視えなくなることです。2つ目は、オブセッションになると効果が終わるため、「決死の一撃」などと相性が悪いことです。

総合的には、「共感」と同程度の強さです。発動条件を自分で調整しにくいので、「アフターケア」よりは一歩劣ります。味方との連携パークでは、「絆」や「血族」が優秀なため、積極的に採用する理由の見出しにくいパークです。

抑圧の同盟

アイコン	パーク名と効果（レベル1/2/3）
	抑圧の同盟（Repressed Alliance）
	発電機を合計80/70/60秒間修理すると、抑圧の同盟が発動する。このパークが発動中、発電機を修理しながらアビリティ発動ボタンを押すとエンティティが召喚され、その発電機が30秒間ブロックされ、このパークは無効になる。抑圧の同盟の効果を受けた発電機は、生存者全員に白いオーラで表示される。

「抑圧の同盟」は、発電機をブロックするパークです。

生存者パークとして、エンティティを召喚できる初めてのパークになります。殺人鬼が発電機を蹴るのを防ぎますが、発電機の修理ができなくなるので、生存者にとってもデメリットの大きいパークです。特に、「呪術：破滅」を使われているときに発動すると、自爆パークになるので注意してください。

「抑圧の同盟」を使いたいのは、次の3つの状況に限定されると言って良いと思います。

1. 「イタチが飛び出した」を防止したい
2. 発電機の偏りを防止したい（寸止めしたい）
3. ピッグ相手に、逆トラバサミのタイマーを作動させたくない

発電機のブロックは、好きなタイミングで解除できず、必ず30秒間ブロックされてしまうのが大きなデメリットです。総合すると、メリットよりもデメリットの方が多く、「英雄の奮起」と同じで、使い方を考えるよりも、他のパークを使ったほうが良い、最も弱いパークの1つです。

入手方法

シェリルは、PC（Steam）・PS4＆PS5・Switchの全てのプラットフォームで有料の生存者です。シェリルを使うには、DLCを購入するか、ゲーム内でオーリックセル（有料通貨）を使用して購入する必要があります。

DLCには、殺人鬼のエクセキューショナーも付属します。2人とも入手するなら、オーリックセルよりもDLCを購入したほうがお得です。

では、シェリルの美しさに酔いしれましょう！